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    ショービジネスセミナー

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      四季の学生向けセミナーに参加してきました´`
      参加者は20名くらい?かな

      劇団四季の事業展開やスポンサー制度の仕組、企業理念などの説明の後質問コーナー、って流れです。
      企業理念はやはり浅利さんの信念についてが多く、「役者業だけで生きていけるための年俸制」「一音落とす者は去れ」「スター制を導入しない理由」「母音法」などなど、アルプ読者にはお馴染みの内容。
      経営などをしている人たちも社員ではなく団員で、すべての人が3年契約だというのはびっくりした。
      終身雇用じゃないんだ…(((゜Д゜;)))

      ショービジネスって難しいなあと思います。
      東京にどんどん新劇場ができる一方で、他地域でのロングランってあんまり続かない。最近では博多が閉まるみたいだし。
      東京は新しい人の流れがあるけど、他地域は地元密着型の興業になる、だから同じ作品は続きにくい。て仰ってました。
      その通りなんだよなー…

      舞台の質を一定に保つためにも、また固定客を失うのを避けるためにもスター制は導入しない。
      …まあね、わかるんですけどね。そのためにキャストボックスの公開をやめたってことは、逆に言うと役者によって実力・人気の差があるって認めてるってことではないのか?^^
      なんかなーそこらへん。浅利さんの理念って理想ではあるんだけど、ここまで大きなビジネスになった今も「演劇への情熱」だけでやっていけるのか、というと…ちょっと疑問だと思うんですよね。
      確かに芝居だけで食べれるように、かなり良い年俸が支払われてるみたいだし(過去のアルプのインタビューで値段出てましたよね、)稽古とか、素晴らしい環境が与えられてるのはわかるけど、現に看板俳優・女優のほとんどが東宝に移籍しちゃってるじゃないですか。
      浅利さんは去る者は追わないって言ってるけど、今の若い人たちみんながみんな、苦楽を共にした昔の仲間のようについてきてくれる保証は無いですよね。。

      うーん、どちらが正しいとかは無いんだけど。
      更にいうと東宝とか宝塚は所詮企業の事業の一部だから芝居での赤字は他で賄えるけど、四季は完全に舞台だけだからなー。
      確かに現在のやり方は合理的なんだよね。

      ちょっとずれるけど、聞いてて私が考えた問題点は
      ・今更ながら日本の舞台の認知度の低さ
      私からしたら舞台は映画に比べてもコストパフォーマンスの高い文化だと思えるんですけどね(だって毎回ナマなんだよ!?下手したらオーケストラついてるんだよ!?)
      やっぱりハイカルチャーだと思われてるし、気楽に楽しむことも難しいのに、同じ作品をリピートするなんて信じられないって人が大多数なんだろうなあ。。
      でも観客を増やすこと・一般に普及させることがひいては才能のある役者志望者が増えたり、舞台の質が上がったり、通いやすい舞台環境ができることに繋がるんだよね。
      まあ、まずは広い範囲の人に観てもらえるようにすることだよね。…でもだからって学割とか当日券でチケット割引をしちゃうとロングラン公演は失敗するんだよね。あー難しい。

      あと四季の強みであり弱みである
      ・看板作品が海外オリジナルであること
      もね。うん、昭和の三部作とかストレートプレイとかあるにはあるけど、オリジナルが弱すぎるよね。まあ四季に限らず日本のミュージカル全体の問題ですが(笑)
      浅利さんの脚本第一主義はもっともだと思う。
      けどだからって役者の個性は全て消せ、とまで言っちゃったらそれはただの海外作品の劣化コピーを見せてるだけになってしまいませんかね(´∧`;)
      音を外さないのはプロとして当たり前だけどさ、それにだけ集中しなきゃいけないのもどうなんかなあ…
      正直ママミアとかだと、あの「アドリブは許しません」って空気が逆に鬱陶しかったりするんだけどなー
      まあ歌手と見るか役者と見るか微妙なところですよねー
      ていうか究極ミュージカル役者全体のレベルが低(略
      一口にレベルを上げるとか良いオリジナル作品を作るとか言ってそれが出来るなら苦労しないよって話ですがw

      ぐだぐだとまとまりがない話ですみません\(^o^)/
      要するにやっぱりビジネスとしてやっていくのって大変だなあということです。ミュージカルに限らず芸術ってみんなそう。
      良いものを出せたらいい、だけでは食べていけないし、芸術的に良いものがすべて評価を受けられるわけでもない。
      本当に厳しい世界だなあと思います。

      どうやったらミュージカルが普及するのか、身近な文化にできるのか、って、作り手だけでなく観客にとっても重要なテーマだなあと思います。

      そんな感じに考えさせられたセミナーでした。
      うーん…本当に本当に大好きだけど、裏方として舞台に人生を懸ける勇気はないなあ…舞台人としての才能があるなら別だけどさ。
      趣味は趣味にした方がいいんだろうなと思いつつ、やっぱり好きなことで食べていけるのって物凄く幸運なことなんだなあとも思います。ね。


      しかし浅利さんはもう結構なお歳だけど、演出家の育成は大丈夫なんかな…(・ω・)
      posted by: 桜花 | 映画/舞台 | 20:22 | comments(0) | - | - | - |

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